コラム

資産形成

不動産投資で失敗する人の2つの特徴

2017-06-07

株やFXよりもリスクが低いといわれる不動産投資ですが、それでも失敗してしまう人がいます。メディアやインターネット上で、不動産投資で億万長者になった事例を目にします。確かにそのような人がいるのは事実ですが、“手軽に不労所得が得られる”と思い込み気軽に契約し、不動産投資を始めることは失敗に繋がりかねません。成功体験のみから学ぶのではなく、失敗の原因と対策を知ることが大切です。それでは、どういう人が失敗しやすいタイプなのか見ていきましょう。

代表的な失敗パターン①「勉強不足、戦略立案不足」

不動産投資は、投資というより「ビジネス=経営」だといえます。
つまり、ギャンブル的要素が少なく、きちんと勉強をして戦略を立てれば、勝てる確率は上がるということです。

不動産投資における失敗とは、たとえば想定以上の空室が出てしまい、家賃収入よりも借金返済の支出が多くなってしまうケースが挙げられます。物件購入時に空室リスクを想定せずに契約してしまったということです。
この失敗要因を詳しく考えてみると、立地、周辺環境、建物の経年劣化、設備、そもそも高値づかみをしてしまった、ひどい場合だと、自分が買う物件を一度も現地確認せず、買った後も管理会社に丸投げだった………などがあるでしょう。

また、不動産業者の営業マンから適切な説明を受けていないことも、後になって大きなトラブルの原因になることもあります
。 それは、何を業者に聞くべきか、事前に自ら調べることなく、営業マンの説明を鵜呑みにしてしまうという、投資家自身の知識不足によるところが大きいといえます。
また、不動産業者が主催しているセミナーに参加して、営業トークをされて勢いで買って失敗してしまうというケースも多いようです。

とはいえ、不動産投資の知識は非常に多岐にわたるので、一人ですべてを網羅することは困難です。
したがって、通常は業者がオーナーに寄り添いながら知識を提供し、戦略立案の手伝いをするのですが、悲しいことに「売ることがすべて」「売って終わり」という業者も多いのも実情なのです。

代表的な失敗パターン②「具体的な目標を持っていない」

「家賃収入1000万円」「3年以内にリタイアする」など、具体的な目標を持っていないと失敗につながる可能性が高まります。その理由は以下の二つです。

・リスクが大きくなりすぎる

不動産投資はレバレッジをきかせることができるのが強みです。
しかし目標が曖昧だと、「気が付いたら数十億円規模の借り入れをしていた」という状況に陥ってしまいます。失敗事例の多くは「とりあえず買っておこう」と思って何棟も買っていくうちに、感覚が麻痺してしまったことが原因です。
もちろん、本当に収益が出る物件であればいいのですが、悪い物件を買ってしまうと、市況が一気に崩れた時に持ちこたえることができないでしょう。営業マンからの「こんなに良い物件は中々ない」「既に契約が決まりそうだ」など営業トークに惑わされずに、リスクを考えて行動しなければなりません。自分に歯止めをかけるという意味でも、しっかりと定量的な基準を作っておくことは重要なのです。

・モチベーションが持続しない

良い物件が出てくるのは「タイミングがすべて」といっても過言ではありません。今日良い物件が出てくることがありますし、1年待っても出てこないこともあります。継続して不動産投資に取り組むためには意思が必要となりますが、その意思を継続させるエンジンになるのが具体的な目標なのです。


今回は2つの失敗パターンをご紹介しました。最低限の知識とリスクの理解、判断軸を持つことだけでは成功できません。売って終わりの業者に引っかからないよう、信頼できるパートナーかどうかの見極めをするようにしましょう。



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