コラム

融資・ローン

不動産投資をはじめる前に知っておきたい 融資を受けやすい人の条件とは

2017-09-06

『あなたが頼るべき金融機関はどこなのか?』のコラムで「金融機関は借りようとしている人の属性を重視する」ことは解説しましたが、「高属性」以外にも融資を受けやすい条件は存在します。融資を受けやすいのはどのような条件なのか、ご紹介しましょう。

住宅ローンを組んでいる人は融資が通りにくくなる?

よく「住宅ローンがあると、不動産投資はできないのですか?」というご質問を受けます。
結論から申し上げると、一般的に住宅ローンを組んでいる人だと、融資交渉の際にハンデになることがあります。したがって、「住宅ローンを抱えていないに越したことはない」と言えます。
ただし不動産投資ローンは、他のところでそれを補えることを説明できれば、審査が通りやすくなります。
この場合だと、住宅ローンを組んでいる人でも「自己資金を多く持っていれば、問題ない」と言えます。
とはいえ、自己資金は物件価格の6〜7%がかかるので、多いに越したことはありませんが、やはり1000万円くらいはほしいところです。
注意していただきたいのは、ここでいう自己資金とは、株や相続した土地などではなく、「現金」を指すということです。

また年収に関しては、夫婦合算でも大丈夫ですが、銀行によっては奥様のライフイベント(妊娠、出産など)を考慮して、多少ストレスをかけて判断される場合があります。

ほかにも、業種・業界でいうなら金融関係や不動産会社に勤めている方だと、銀行の反応があまりよくない可能性もあります。
転職回数が多い方については、同業種のなかで動いている場合は、銀行に説明するときもストーリーを描きやすいため、致命的なハンデにはならないでしょう。

融資を受ける理想的な条件

そういう意味では、融資を受ける理想的な条件を挙げるのだとしたら、

・年収800万円以上(夫婦合算の場合は1000万円)

・自己資金1000万円以上

・借り入れがない

・勤務先が金融関係、不動産会社ではない

・転職回数が少ない(多くても同業種)

ということになるでしょう。

なお、以上の条件を満たしていなくとも、融資を受けられる可能性は十分にあります。
たとえば、資産(土地、株などを含む)を持っている父親を連帯保証人に入れるとプラス評価になります。現役で働いていることが望ましいですが、年金受給者であっても構いません。また、債務者が年金受者の場合、息子を連帯保証人に入れるという方法もあります。

金融機関の担当者に気に入られるちょっとズルイ方法

最後に裏技として、金融機関の担当者に気に入られる、ちょっとズルイ方法をご紹介します。

・金融商品購入

銀行では融資だけでなく、投資信託、外貨預金と投資商品の販売もしています。これらを販売することも担当者の成績になりますので、「購入したい」と申し出ると喜ばれる可能性が高いです。

・口座作成

口座作成もまた成績の一つです。口座作成と共にクレジットカードを作る、カードローン機能をつける。また、その口座を給与口座にしたり、公共料金の引き落とし口座にしたりすればより喜ばれます。

・保険加入

ご存じない方も多いですが、金融機関でも保険商品を扱っています。終身保険や養老保険、学資保険などもあります。これらも営業成績になります。

・不動産購入希望者を紹介するetc

融資を受けたいという友人を紹介することも、金融機関に対してよい印象を与えることができます。その際には、より属性の良い人、より資産のある人であるほうが喜ばれます。



金融機関の担当も一営業マンであり、毎月様々なノルマがあるものです。また、担当も人の子ですから、色々と協力してもらったお客様へは積極的に業務を進める担当も多いです。
稟議書内においても、銀行にとって有益な顧客として作文しやすいと言われており、実際それに協力することで、金利が下がった経験もあります。



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